大竹のり子のマネー美人塾

ファイナンシャルプランナー・大竹のり子先生が毎日の生活の中でお金と上手に付き合うコツを伝授します。

ボーナスを利用した「投資」チャレンジ

ボーナスが出ましたが、将来何かあったときのために使わずにとっておきたいと考えています。少しでも効率よく貯める方法はないでしょうか。

30歳・主婦

まだまだ景気回復を肌で感じるところまではいきませんが、この夏のボーナスについては「前年度よりも金額が増えた」というご家庭が多いようです。

とはいっても、この先何が起こるかわからないご時世です。今回ご質問いただいた方のように、「もらったボーナスは将来のために使わずにとっておく」という方も少なくありません。

食費の見直し

ボーナスを使わずにとっておく、といえば誰もが真っ先に思い浮かべるのが銀行預金です。この時期は、預金金利が優遇されたり、プレゼントがもらえたりする「ボーナスキャンペーン」を展開しているところもあるので、こういったキャンペーンを利用するのも賢い方法ですね。

ただ、そうはいっても金利はせいぜい0.5%程度。どんなに頑張っても1%には届きません。「少しでも効率よく」ということを考えるのであれば、「貯める」だけではなく「増やす」ということ、つまり「投資」ということにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

「投資」というと「大損したらどうしよう」と身構えてしまうかもしれませんが、それはあくまでも「大きな資金で」「大きな利益を狙う」から。そうではなくて、ボーナスの一部や余裕資金を使って、預金金利より少し高い利回りを目指して、投資信託や株式を買ってみるところから始めてみましょう。

30万円を元手に、金利0.5%の定期預金(1年複利)に預けた場合、10年後の受取額は31万5,342円(税引前)。でも、その30万円で投資信託を購入し、年利3%で運用できたとしたら、40万3,175円になるのです。たかだか数%とあなどってはいけません。

もちろん、投資信託や株は預金と異なり、確実に増えるという保証はありません。元本割れする可能性もあります。でも、「貯める」ばかりに躍起になっていても、いつまでもお金は増えません。将来のゆとりを生みだすために、無理のない範囲から投資にチャレンジしてみることをおすすめします。

2010年7月20日更新

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(株)エフピーウーマン代表取締役。ファイナンシャルプランナー。書籍の編集者を経て独立。書籍や雑誌の執筆、講演、テレビ・ラジオへの出演などを通じて女性の“ハッピーマネー&ハッピーキャリア”をサポートしている。『anan』『BAILA』『オレンジページ』『美人計画HARuMO』など数多くの女性誌で連載中。『一番やさしく株がわかる』(西東社)、『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)など、著書は20冊以上に及ぶ。
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